第17回 全日本高等学校女子サッカー選手権大会 優勝戦
90分の死闘決着つかず、PKで決める
おめでとう! 学校法人常盤木学園 常盤木学園高等学校(6年ぶり
2度目の全国制覇、宮城県)
準優勝 学校法人希望が丘学園 鳳凰高等学校(鹿児島県)
第17回 全日本高等学校女子サッカー選手権大会 最終日は、ヤマハ
スタジアムに多くのサッカーファンが詰めかけ、10:00キックオフで決勝
戦が行われました。蒸し暑く、選手の体力を激しく消耗させるような湿度の
高いコンデションの中、前半、後半の70分で決着がつかず、延長戦に持ち
込まれました。延長の前半後半でも選手たちの動きは、落ちることなくボー
ルを追い続けましたが、結局90分で決まらず、PK戦となり、鳳凰高等学校
の1人目が、常盤木学園高等学校ゴールキーパーにはじかれ5-3で常盤
木学園高等学校が勝利し全国272予選参加校の頂点に立ち、6年ぶり2度
目の全国制覇を成し遂げました。
両校とも攻守に日頃から鍛えられた素晴らしいサッカーを展開、前後半を通じ
てシュート数が上回った常盤木学園高等学校に勝利の女神がほほ笑んだ
ように感じました。しかし両校の高校生らしいきびきびしたプレーは感動を呼び、
終了後はスタンドから惜しみない拍手が送られていました。
試合後 閉会式が行われ、常盤木学園高等学校に表彰状、総務大臣杯、
国民スポーツ杯、磐田杯、優勝メダルが、鳳凰高等学校には表彰状、準優勝
メダルがそれぞれ授与されました。
また大会ベスト4以上のチームに贈られるフェアープレー賞は鳳凰高等学校
(2年連続)に贈られました。
今年の大会は32校の過去最大の参加校で争われましたが、参加校の中から
将来のなでしこジャパンが生まれ育ち、来年第18回大会も若きなでしこたちが
躍動感あふれるプレーを磐田の地で繰り広げることを期待します。特派員0015