農村の文化と歴史を辿る
“蝉しぐれの盆”開催!!

8月15日(土)、獅子ヶ鼻公園下広場で、初めて開かれました。
主催は、磐田市自治会連合会豊岡支部東地区協議会。魅力ある観光地づくり推進事業(県補助事業)での実施です。新平山工業団地の臨時駐車場からは、天浜線敷地駅経由でシャトルバスも運行されていました。
地元の方々の温かな出迎えの言葉と手作りの灯火に感激でした。
見物客は、市内はもちろんのこと、浜松や掛川から、また帰省されている方々も加わり、思いのほか大勢訪れていました。
真夏の太陽が西側の山に隠れる前の午後5時、精霊送りのセレモニーからスタートし、本地域特有の子供念仏を始め、旧浜北市の善地組・於呂上組、袋井市の木原組、旧豊岡村の合代島組・大楽地組・大平組と順次上演されました。
夏の夕暮れ、同じ磐田市内とは思えない静寂の中での遠州大念仏は、日常多忙な私たちには、心に染みわたるやすらぎのひとときとなり、最後の護摩焚きの炎と散りばめていく火の粉に、明日からの英気を頂いたように感じました。この催しの名称「蝉しぐれの盆』はとても心地よい言葉の印象であり、その名のとおりでした。
来年も開かれるとよいですね。
準備してくださった皆様、お疲れ様でした!
(特派員002)